紫陽花のパワー
令和元年、5月10日。二十四節気(七十二侯)では、蚯蚓出(みみずいずる)に当たります。昔から、この時期は、みみずが地上に出てくる頃と言われ、畑土をほぐしてくれるみみずは、動き始めるのが少し遅めですが、土壌を豊かにします。
今日のテーマは少し視点を変えて、豊かな土壌に咲く、美しい花々に焦点を合わせます。
私の趣味のひとつとして、道行く途中で、出会う愛らしい花々を写真に撮って、記録します。これから、梅雨の時期になると、どうしても雨の日が多くなり、ちょっぴり憂鬱になることもありますが、個人的に一番大好きな花、紫陽花が街を彩ります。
紫陽花を見ていると、憂鬱なキモチも不思議と和らいで、傘を片手に、街散策が楽しくなります。
明後日の母の日に贈る花として、最近、紫陽花が人気があります。理由として、まず、育てやすさがあるようです。
カーネーションの場合、ある程度、育てる知識やしっかりした環境がなければ上手に綺麗な状態を保つことができません。
しかし、あじさいの育て方はとても簡単です。基本的には水やりさえ忘れなければ、きちんと花を付けてくれます。 あじさいにはさまざまな種類があります。カスミソウのような花を付ける「コアジサイ」や、珍しい瑠璃色の花を付ける「佐橋の荘」、長崎の出島に逗留したドイツ人医師、シーボルトが世界に紹介した「七段花」などが有名です。
紫陽花は、たくさんの種類があり、種類によって花の付き方に差があるため、母の日のプレゼントとして贈る際は、お母様の好みの色も考慮して、選ぶのも素敵ですね。
ここで着目したいのが、生のお花に触れて、日々の疲れやストレスを癒やす「フラワーセラピー」。
生花を見ると、アルファ波(ゆったりとリラックスするほど多く出る脳波)が増すということから、常に目に触れる場所にお花を飾っておくことで、体がだるい、やる気が出ない、不安で落ち込む、といった気分をリフレッシュさせる効果をもたらします。
フラワーセラピーは人の五感に響くといわれ、
・視覚によるカラーセラピー効果、花の形の デザインによる癒し効果
・嗅覚によるリラックス効果、
アロマテラピー効果
・触覚による自然や生命を感じる効果
・味覚の、ハーブティやハーブ料理による
リラックス効果
、、、があると言われており、五感をフルに癒してくれます。
特にこれからの季節も、たくさんの花々が、店頭に並び、街に咲き誇ります。その花たちから、素敵なエネルギーをいただきながら、これから到来する、梅雨の季節も乗り切っていきましょう。
そして、花たちとお友達になりましょう。
今日は、花々の魅力と秘められたパワーについて、お伝えしました☆
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