真っ赤なチカラ

令和元年、8日目。寒暖差が例年より激しく、私はストールを持ち歩き、首元や足首を冷やさないように心がけています。

さて、今日は、夏の野菜の代表格、トマトのチカラにスポットを当てていきます☆

まず、トマトが真っ赤な理由は、カロテノイド系色素の「リコピン」が含まれていて、赤く見えるのです。 

「リコピン」は「カロテノイド」(植物に含まれる、赤や黄色、オレンジ色の色素)のひとつで、「カロテノイド」には「リコピン」のほか「β-カロテン」などがあります。

しかし近年、「カロテノイド」自体が強い抗酸化作用を持つことが知られるようになり、トマトのチカラに注目が集まりました。

そして、「カロテノイド」の中でも、とりわけ「リコピン」は抗酸化作用が強く、その作用はビタミンEの100倍以上にもなることが分かりました。

また、夏の野菜の代表格と見なされている、トマトですが、実は高温多湿に弱く、冷涼で強い日差しを好む野菜です。この点から言うと、春から初夏、秋から初冬が一番おいしい時期と言えます。

トマトの旬が夏とされたのは、日本でトマトの栽培が始まったころからとされています。「春に種まきしたものは、夏に実がなる」という構図から「トマトの旬=夏」となったようです。

また、トマトに多く含まれる「リコピン」は、活性酸素を消し去ってくれる「抗酸化作用」があり、主に紫外線により発生する活性酸素 に対する力が強いことが知られています。 

そのため美容や健康を支えてくれる成分として期待されています。また「リコピン」には、 紫外線による真皮のコラーゲンの減少を抑えるだけでなく、増加させる可能性があることがわかってきました。 さらに、美容ビタミンとして有名な「ビタミンC」もトマトには多く含まれており、特に美容を大切にする女性にはぴったりの食材です。

その上、生活習慣病の予防にも効果を発揮するリコピンの持つ抗酸化作⽤。生活習慣病とは、発症の要因に「⽣活習慣」が深く関与していると考えられる病気の総称です。

代表的な⽣活習慣病は、動脈硬化、⾼血圧、糖尿病などが挙げられ、これらの多くは体内で過剰に発生した活性酸素に起因しています。 

動脈硬化や⾼血圧などは⾎液や⾎管の異常による病状であり、活性酸素が⾎液中の悪玉(LDL)コレステロールを増加させ、血栓を⽣成したり⾎管を傷つけたりすることも原因です。増加した活性酸素は細胞や臓器などに様々な不調をもたらし、そのほかの⾊々な病気の原因にもなります。活性酸素の過剰な発生を抑制するリコピンの持つ抗酸化作⽤は、⽣活習慣病の予防や改善への 効果が期待できます。

トマトのチカラを最大限に発揮する、コツが実はあります。リコピンは油に溶けやすい性質のため、油と一緒に食べると体内への吸収率がアップします。

カゴメと名古屋大学の共同研究により、ートマトに含まれるリコピンは、にんにくや玉ねぎ、油と一緒に加熱することで体内に吸収されやすくなる可能性があるーいうことが明らかになりました。

ここで、ご自宅で出来る、簡単トマトレシピをご紹介します🍅✨

まず、フライパンにオリーブオイルを入れ、刻んだにんにくを入れます。香りがしてきたら、玉ねぎを炒めます。アメ色になった後、鶏肉を別のフライパンで焼き、ホールもしくはカットトマトを投入し、暫く煮込みます。
味付けは、醤油、塩胡椒はお好みで。

個人的に、パスタは、バリラがおススメですが、ちょっぴり高いので、プライベートブランド等も、視野に入れながら、1円でもリーズナブルに。

トマトは出来る範囲で調理してみてください。意外ですが、お味噌汁にも合います☆

今日は、真っ赤なトマトの効能について、お伝えさせていただきました。

cureas365

楽しく食べること 生き生きと活動すること ゆったりと休むこと すっきりと排泄すること ハーブやアロマを暮らしの中に、取り入れ、ひとりひとりのお客様らしい、癒されながら健やかに過ごせる、ライフスタイルを提案します。

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