はちみつのひみつ
皆さん、ゴールデンウィークも終わり、今日から仕事始まりの方も多いかと思います。
昨日、令和元年の5/6にホームページを立ち上げましたが、予想以上の方に閲覧いただき、嬉しい反面、読んでくださる方々へ、適切でタイムリーな情報をお送りすることで、少しでも、心身が癒されるきっかけになればと実感しました。
さて、昨日は、暦上「立夏」となり、汗ばむような日も多く、日を追うごとに、夏の日差しを感じられるようになり、戸外を歩くと新緑が美しく、瑞々しいエネルギーを放つ時期が到来しています。そして、しばらくすれば梅雨全線がやって来ます。
梅雨が明ければ、本格的な夏が訪れます。立花を迎えたこの時期に、夏本番に向けて、英気を養っていきましょう。
夏と言っても、陽光の強い昼間と、朝夕の気温とでは、まだまだ寒暖差が激しく、このような時期は、自律神経も乱れやすくなります。何となく身体が怠かったり、疲れやすくちょっぴりイライラしてしまったり。
このように、季節の移ろいと心身のコンディションの変化は、密接に関係しています。
そんな季節に、ぴったりなのが、蜂蜜です。
蜂蜜は暑がりで疲れやすく、皮膚が乾燥する人にもピッタリです。肺や胃を丈夫にして、便通をよくします。虚弱体質の改善に効果的です。更に、エネルギーに変わるのも早く、体力を消耗した体に早く効きます。
また、はちみつに含まれるグルコン酸には、殺菌作用があり、喉の痛みや咳止め、口内炎などにも効果があると言われています。
更に、はちみつには血糖値を調整する機能があるため、脂肪がつきにくいというダイエットにうれしい効果があります。はちみつの摂取後、菓子パンや清涼飲料水にも多く含まれる、白砂糖ーブドウ糖は、すぐに血液中に吸収されますが、果糖はゆっくり吸収されます。この差により血糖濃度が調節され、肝臓が糖分を処理できるため、「余った糖分が脂肪に変わる」リスクは少ないです。
暮らしの中で、手軽に、蜂蜜を取り入れるのにオススメなのは、朝食です。プレーンのヨーグルトにカットしたバナナやイチゴを入れて、蜂蜜をかけたり、食パンにそのままつけても、美味しいです。
そして、蜂蜜は、夜の眠りにも、大きな力を発揮します。夜に眠れない原因はストレスである場合が多いですが、そのストレスを緩和してくれる物質は「セロトニン」という物質です。
セロトニンを増やすと安眠につながります。セロトニンの原料になるのは「トリプトファン」という必須アミノ酸です。この必須アミノ酸は牛乳に含まれていて、よく眠る前にホットミルクを飲むといいと言われるのはこのためです。
そして、はちみつに含まれるブドウ糖は、牛乳に含まれるトリプトファンの吸収を助ける働きがあります。眠れない時に、ミルクにはちみつを入れて飲むことでストレスを緩和させ、興奮をしずめてくれる効果が期待できます。
朝のレシピに加え、眠りに不安がある方は、夜寝る前の、はちみつミルクを暮らしに取り入れてみませんか。温かな牛乳の優しさと、はちみつのほんのりとした甘さで、癒され、眠りに就きましょう。
今日は、そんなパワーに溢れた、はちみつのひみつをご紹介しました。
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